利便性・信頼性どちらで選ぶべきか
東京や大阪であれば多くのクリニックから選択ができますが、クリニックが少ない地域では残念ながら選択肢が限られてしまいます。
今回の記事では、近くて通いやすいクリニックを選ぶべきなのか(利便性を重視)、それとも少し遠くて通いづらいとしても大手クリニックを選んだ方が良いのか(信頼性を重視)など、クリニック選びにおける比較ポイントを解説いたします。
通いやすさと信頼性どちらを選ぶか
利便性を重視した場合と信頼性を重視した場合、以下のメリットとデメリットがあります。
利便性重視 (近場で探す) |
信頼性重視 (遠くてもOK) |
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メリット | ・移動の手間や交通費がかからない ・トラブル時に即座に対応して貰える |
・好きなクリニックから選択できる ・総合的に安くなる可能性も |
デメリット | ・選択肢が少ない | ・交通費や手間が掛かる ・トラブル時に即座に対応できない |
近場のクリニックを利用するメリットは、何と言っても簡易に利用できるという点です。
一方で選択肢が少ないため、実績が乏しい又は高額なクリニックを利用せざるを得なくなる可能性があります。
万が一包茎手術の仕上がりに納得がいかない場合は修正手術を受けることになりますが、初回手術に比べて高額になることがほとんどです。
そのため、飛行機や新幹線の代金を差し引いても信頼性の高いクリニックを選ぶというのは確かに有効な対策と言えます。
ただし、遠方のクリニックを選択した場合、再診が受け辛いという大きなデメリットがあることを予め覚悟しておかねばなりません。
まずは近場のクリニックで見積りを取り、費用とリスクのバランスを見ながら最終的な選択をするとよいでしょう。
大手VS個人クリニック
全国に医院を持つ大手クリニックと、規模が小さなクリニックを運営する個人開業医。
どちらが良いとは一概には言えませんが、大手クリニックの方が設備・実績がしっかりしており、料金も比較的安く抑えられている印象です。
ただし、大手クリニックは在籍している医師が多いため、執刀医によって品質が異なるというデメリットがあります。
一方で、小規模クリニックは院長自ら執刀医になるケースがほとんどであり、経歴や実績、包茎手術の専門性をチェックしておけば、技術力の裏付けが取れます。
また、大手に負けない料金設定の小規模クリニックも多いため、つまるところ事前のリサーチが重要と言えるでしょう。
チーム制と一貫サポート
チーム制とは、専属のカウンセラーや複数の医師によってサポートするスタイルです。
基本的には大手クリニックがこれに該当し、予約が取りやすくて営業時間の長いというメリットがあります。
一方で、カウンセラーと医師で主張が異なっていたり、状態を分かっていないカウンセラーが高額プランを勧めてきたりと、チームの意思疎通が上手く行かないケースがあります。
カウンセリング・執刀・アフターサポートまでを一人の医師が一貫してサポートするスタイルの場合、意思疎通を図りやすく安心感がありますが、予約が取りづらい・カウンセリングが雑になる恐れなどがデメリットとして考えられます。
様々なリスクを考慮する
利便性と信頼性の双方に優れているのが理想的ですが、どちらかを捨てなければならないのであれば信頼性の方をより重視すべきです。
修正手術を受けることになれば更なる費用が掛かりますし、一度切った包皮を取り戻すことはできません。
どれだけ利便性が高くても、信頼性の低いクリニックは絶対に選ばないようにしてください。
最低限の技術力と実績があるクリニックをリストアップした上で、ご自身の望むサービスに対応しているかどうかを確認していくとよいでしょう。